語学留学

語学留学の費用はいくら?1か月・3か月・半年の目安

萬見編集部 /公開 2026年11月5日 /更新 2026年11月5日 /確認 2026年11月5日

1か月・3か月・半年の総額

語学留学に行ってみたい。ただ、授業料だけでいくら、滞在費や航空券を足すといくらになるのかが分からず、貯金の目標が決められない。

最初に言っておくと、語学留学の費用に1つの正解はありません。国・都市・学校・滞在の方法(ホームステイ・寮・シェアハウス)・為替で、同じ期間でも何十万円も変わります。そのうえで、航空券と現地の生活費まで含めた総額の目安を出しているのは、読んだ範囲では School With だけでした。2026年11月5日に記録した、同社の国別の目安です。

国1か月3か月半年
フィリピン40万円115万円210万円
マルタ75万円190万円360万円
カナダ75万円185万円335万円
オーストラリア65万円165万円310万円
イギリス85万円220万円410万円
アメリカ105万円255万円470万円

学費・渡航費(航空券・保険・ビザ)・滞在費・生活費の合計で、欧米はホームステイの2食つき、フィリピンは学校の寮の2人部屋の前提です。為替は1米ドル151円・1カナダドル112円・1豪ドル100円・1ポンド194円で計算されています。ニュージーランドとアイルランドも含めた全件と出所は、調査データのページにあります。

アドバイス

まず「全部込み」で予算の上限を決めよう

エージェントの料金表は、航空券や生活費を含まないことがほとんどです。先に全部込みの目安で「この国・この期間なら、これくらい」と上限を決めておくと、あとで見積が届いたときに足りない費目に気づけます。

費用の内訳

総額は、大きく「学費」「渡航費」「滞在費」「生活費」の4つに分かれます。School With が出している1か月の内訳を、カナダとフィリピンで並べると次のとおりです。

費目カナダフィリピン
学費(授業料・入学金・教材費など)26.9万円27.7万円(寮・食事込み)
渡航費(航空券・保険・ビザ)20.2万円8.4万円
滞在費14.6万円学費に含む
生活費14.5万円5万円
合計76.2万円41.1万円

授業料と入学金

授業料は週の授業の時間数で変わります。入学金・教材費・空港送迎は、料金表で授業料と別に書かれていることが多い費目です。School With のフィリピン1カ月の例では、入学金が約21,000円でした。

滞在費

ホームステイ・学生寮・シェアハウスで変わります。フィリピンの語学学校は寮と食事が授業料に入っているのが普通で、そのぶん欧米より総額が低くなります。

航空券・保険・ビザ

1か月だと、渡航費の割合が大きくなります。カナダの例では、1か月の総額の4分の1ほどが渡航費でした。保険は、留学ジャーナルが1か月の留学保険料の目安を3万〜4万円と書いています。ビザや電子渡航認証は国と期間で要るかどうかが違うので、渡航先の大使館の公式の案内で確かめよう。

生活費

食費の一部・交通費・通信費・お小遣いです。期間が長いほど、ここが総額を押し上げます。

エージェントの目安は「含むもの」が違う

エージェント各社も国別の目安を出していますが、含む費目が社ごとに違います。3か月(12週間)のカナダとオーストラリアで並べると次のとおりです。どれも2026年11月5日に公式サイトで読んだ表示で、航空券と保険は含みません。

社カナダオーストラリア含むもの
ラストリゾート72万〜108万円66万〜102万円入学金・授業料・宿泊(食事込み)・空港出迎え
留学ジャーナル98万〜125万円112万〜135万円授業料・滞在費・食費
スマ留(ライト)76.2万円66.1万円授業料・入学金・教材費・シェアハウス
EF68.3万円〜71.3万円〜授業料・教材・滞在費・朝夕食
留学情報館(1校の例)96.8万円103.4万円1校の見積の例(ホームステイ)

同じ「3か月のカナダ」でも、滞在がホームステイかシェアハウスか、食事が何食つくかで金額が変わります。EF は「〜」つきの下限の表示で、留学情報館は1校の見積の例です。表の数字の高い・低いだけで、どこが安いとは決めないでおこう。

アドバイス

見積は、同じ費目にそろえてから比べよう

2社以上から見積をもらったら、授業料・入学金・滞在費・食事の回数・空港送迎・航空券・保険の行を自分で書き出し、無い行に「別」と書き込もう。そろえて初めて、どちらが安いかが分かります。

エージェントに払う手数料は、無料の社と有料の社があります。違いは留学エージェントは無料と有料で何が違う?にまとめました。語学留学を扱うエージェントの手数料と相談の方法は、英会話・英語学習の業者の一覧で見られます。

国と期間で変わるところ

1か月なら、渡航費の差が大きい

1か月の総額では、フィリピンとアメリカの差が65万円ありました。短い期間ほど航空券の比重が大きいので、近い国ほど有利です。スマ留のライトでは、マレーシアの4週間が19.6万円、マルタの4週間が25.7万円と、料金表の中で低い方でした(航空券は別)。

半年なら、滞在費と生活費の差が大きい

期間が長いほど、家賃と物価の差が積み上がります。School With の目安では、半年でフィリピン210万円、アメリカ470万円でした。長く行くなら、滞在の方法を変えられるかを先に聞いておこう。スマ留のプランはシェアハウスが前提で、ホームステイは別料金と書いていました。

為替のレートは、表示ごとに違う

各社の円の金額は、それぞれの為替の前提で計算されています。School With は国別の目安とフィリピンのページで、違うレートを使っていました。見積の日付とレートを書き留めておこう。

見積と契約で確かめること

費用は、申し込む前に書面で確かめるのがいちばんの節約です。次の4つを見ておこう。

総額に入っていない費目

航空券・保険・ビザ・教材費・空港送迎・現地の交通費が、見積のどこに入っているか。入っていなければ、別に足して総額を出し直します。

申込金と取消料

申込金が戻るか、出発の何日前から取消料がかかるか、学校に払った授業料がどう戻るか。エージェントの申込規約と学校の規定の両方に書かれています。

支払いの時期とレート

外貨の授業料をいつ・どのレートで円に換えるか。送金手数料が別にかかるか。

延長と短縮

現地で期間を延ばすとき、縮めるときの料金。長く申し込むと割安になる学校もありますが、途中でやめたときの返金も同時に見よう。

アドバイス

その日に申し込まない

無料カウンセリングの日に、その場で申し込まなくて大丈夫です。見積書と申込規約を持ち帰り、総額・取消料・支払いの欄を家で読んでから決めよう。

相談先を選ぶときは、語学留学のエージェントの一覧から、相談の方法(店頭・オンライン)と手数料の書き方を見比べてみてください。

この記事の結論

語学留学の費用は、いくらかかりますか

航空券と生活費まで含めた公式の目安は、1か月で40万〜105万円、3か月で115万〜255万円でした(School With、8か国)。国と滞在方法で大きく変わるので、含む費目をそろえて見積を比べよう。

金額は中央値です。売れた金額を安い順に並べて、ちょうど真ん中にあたる金額のことで、平均より実際に多い金額に近くなります。 いつ・何件・どこから集めたかは記事の終わりの※1にあります。

相談先を探す

語学留学のエージェントの一覧

語学留学を扱うエージェントの手数料・相談の方法・公式サイトを、出所つきで並べています。

よくある質問

1か月の語学留学で、いちばん安く済む国はどこですか

School With の全部込みの目安では、フィリピンが1か月40万円で8か国の中でいちばん低く、アメリカは105万円でした。フィリピンは寮と食事が学費に含まれるため、滞在費が別にかかりません。航空券が安いことも差になっています。

エージェントの見積に、航空券は入っていますか

入っていないことが多いです。ラストリゾートと留学ジャーナルは、航空運賃と海外旅行保険を別と書いていました。見積を受け取ったら、航空券・保険・ビザ・お小遣いが入っているかを最初に見よう。

海外旅行保険は、いくらくらいかかりますか

留学ジャーナルは1か月の留学保険料の目安を3万〜4万円と書いていました。School With のフィリピン1カ月の目安では1.2万〜2.2万円です。年齢と補償の厚さで変わるので、保険会社の見積で確かめよう。

為替が動くと、費用はどれくらい変わりますか

授業料と滞在費は現地の通貨で決まっているので、円安になれば円の額は上がります。School With の国別の目安は1カナダドル112円、1米ドル151円で計算していました。見積の為替レートと、支払いの日にどのレートが使われるかを確かめておこう。

申し込んだあとに取り消すと、お金は戻りますか

戻る額は、エージェントの申込規約と学校の規定で決まります。申込金が戻らないこと、出発が近いほど取消料が高くなることがあります。申し込む前に、契約書面の取消の欄を読んでおこう。

注記

※1第1表の数字について

調査日
2026年11月5日
件数
120件(日本(各社の公式サイト))
方法
各社の公式サイトの費用・料金のページを開き、国×期間の金額と、その金額に含まれる費目・為替の前提・表示の時点を表示どおりに記録した。見積の依頼や無料カウンセリングの予約はしていない。比較サイトの数字は使っていない
収集条件
行は School With の「留学生に人気のモデルプラン」(学費・渡航費・滞在費・生活費の合計)の8か国(フィリピン・アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス・ニュージーランド・アイルランド・マルタ)の最小と最大。ほかの社は含む費目が違うので items に社ごとに載せた
表の読み方
金額は各社の表示どおりで、税込かの記載はどの社にもありません。表示の日付があるのは留学ジャーナルの短期留学のページ(2026年7月の情報)と School With のフィリピンのページ(為替は2026年10月1日時点)だけで、ほかは2026年11月5日に閲覧した表示です。
出典
School With 公式 海外留学・語学留学の費用、School With 公式 フィリピン留学1カ月の費用、School With 公式 フィリピン留学の期間別の費用、ラストリゾート 公式 各国の留学費用、留学ジャーナル 公式 留学の費用、留学ジャーナル 公式 短期留学の費用(2026年7月の情報)、スマ留 公式 料金プラン、EF 公式 語学留学、EF 公式 留学費用、留学情報館 公式 国で探す(12週間の見積の例)、留学情報館 公式 オーストラリア(見積の例)
元データ
調査データの詳細とCSV

費用の目安は、語学留学のエージェントの公式サイトの費用・料金のページを、調査の別働隊が2026年11月5日に開いて記録しました。見積の依頼や無料カウンセリングの予約はしていません。比較サイトの数字は使っていません。ウインテック留学センターは公開のページに金額が無く、ISA は語学留学の費用の表示が無かったため、表に入れていません。 最終更新 2026年11月5日 / 数値確認 2026年11月5日 / 編集方針 / 誤りの指摘