ピアノ / 型番

ヤマハU1はいくらで売れる?

萬見編集部 /公開 2026年9月12日 /更新 2026年10月8日 /確認 2026年9月12日

第1表ピアノの買取実績(335件の集計)※1
種類・条件目安幅
アップライト ヤマハ U1E1965〜1970年製8,000円5,000〜16,000円
アップライト ヤマハ U1G1971〜1974年製14,000円10,000〜25,000円
アップライト ヤマハ U1H1972〜1980年製32,000円15,000〜60,000円
アップライト ヤマハ U1M1980〜1982年製56,500円40,000〜67,000円
アップライト ヤマハ U1A1983〜1987年製75,000円60,000〜92,000円
アップライト ヤマハ U10A1990〜1993年製135,000円122,000〜142,000円
アップライト ヤマハ U100SX1996〜1997年製160,500円152,000〜171,000円

「目安」は、集計した金額を安い順に並べたときのまん中の金額です。2026年9月9日に集計した実績335件のうち、この記事に関わる区分。調査日・方法・出典は※1

U1は何円から何円か。型番の最後の文字で決まる

親が買って、自分が習っていたヤマハのU1。 実家を片付けることになって、いくらで売れるのかを調べている。

上の第1表が、U1の世代ごとの目安と幅です。1970年代のU1Hは目安が32,000円で、幅は15,000円〜60,000円。1980年代のU1Aは75,000円、1990年代のU10Aは135,000円です。

表の金額は、ピアノ買取業者1社が公式サイトに公開している実績を、編集部が1件ずつ記録したものです。見積もりではなく、実際に買い取られた金額です。店から聞いた金額を比べる物差しにしよう。

並べてみると、型番の最後の文字が進むほど、目安が上がります。1960年代のU1Eの8,000円から、1990年代のU100SXの約161,000円まで20倍です。

U1の世代別。1965年のU1E 8,000円から1997年のU100SX 約161,000円まで、右上がりに20倍
U1の世代別。1965年のU1E 8,000円から1997年のU100SX 約161,000円まで、右上がりに20倍

アドバイス

まず型番の最後の文字で、表の行を1つに決めよう

比べたピアノ専門の5社のうち4社は、査定に必要な情報に型番と製造番号を挙げている。この2つを控えておけば、第1表のどの行かもすぐ決まる。書いてある場所が分からなければ、メーカーのサイトで確かめるか、電話で店に聞こう。型番が読めないときは、そのことも店に伝えよう。

世代ごとの目安と、それぞれの売り方

1960年代〜70年代前半のU1E・U1G

U1E(1965〜1970年製)の目安は8,000円で、幅は5,000円〜16,000円。U1G(1971〜1974年製)は14,000円で、幅は10,000円〜25,000円です。

値はつきますが、運送費の扱いで手取りが変わる段です。電話の前に、この記事の最後の節を読んでおこう。

1970年代のU1H

U1H(1972〜1980年製)は、この記録でいちばん数の多い型番です。目安は32,000円で、幅は15,000円〜60,000円あります。

幅が広く、店による差も大きい型番です。次の節の2社の比較を見てから、聞く先を決めよう。

1980年代のU1M・U1A

U1M(1980〜1982年製)の目安は約57,000円、U1A(1983〜1987年製)は75,000円です。

1982年製か1983年製かで、見る行が変わるので、製造番号で年まで確かめよう。

1990年代のU10A・U100SX

U10A(1990〜1993年製)の目安は135,000円、U100SX(1996〜1997年製)は約161,000円です。U1の世代では、いちばん上の段にあたります。

1社の答えで決めるには、金額が大きい段です。同じ製造番号で2社に聞いて、答えを並べてから決めよう。

同じU1Hでも、店が違えば4.6倍

U1Hは、もう1社の公開実績にも載っています。同じ1970年代のU1Hを2社で並べると、こうなります。

U1H(1970年代)目安幅
第1表の店32,000円15,000円〜60,000円
もう1社7,000円2,000円〜18,000円

どちらも各店が公式サイトに公開している買取実績を、編集部が2026年9月に記録した。第1表の店は1972〜1980年製の36件、もう1社は1972〜1979年製の16件。目安は、金額を安い順に並べたときのまん中。もう1社の全件は実績108件にある。

同じ型番・同じ年代で、目安が4.6倍違いました。

もう1社は、運送・搬出の費用を差し引いた後の金額を買取価格として載せています。第1表の店は、差し引いているかどうかを書いていません。差の理由は記録からは決められませんが、1社の金額だけでは、高いか安いか決められないことははっきりしています。

アドバイス

U1Hは、2社以上に同じ製造番号で聞こう

型番と製造番号を同じように伝えれば、2社の答えをそのまま並べられる。比べるのは査定額ではなく、運送費を引いた後の手取りだ。どちらの店にも「この金額から運送費は引かれますか」と聞いておこう。

比較の記事で並べたピアノ専門の5社は、どこも出張で来て、査定料は無料と書いています。運送費の扱いは社ごとに違うので、ピアノを売るならどこ?で確かめておこう。

幅のどこに入るかは、表だけでは決まらない

第1表の実績には、状態と搬出の条件が書かれていません。U1Hの15,000円〜60,000円のどこに自分の1台が入るかは、査定で決まります。見られる点を、先にそろえておこう。

状態

外装の傷、鍵盤の黄ばみ、カビ、ペダルのきしみ、調律を止めていた年数が見られます。査定の前に、調律に出さなくても大丈夫です。最後に調律した年だけ、控えておこう。

付属品

椅子、鍵盤カバー、保証書が残っていれば、ピアノと一緒に渡せるようにまとめておこう。

搬出

2階の部屋からの搬出や、外階段が長い家では、クレーンが要ることがあります。運送費を店が持つか、査定額から差し引くかで、手取りが数万円変わります。階数と搬出経路は、最初の電話で伝えよう。

目安が10,000円台までのU1は、運送費を先に聞く

U1Eの目安は8,000円、U1Gは14,000円。U1Hも、幅の下の端は15,000円です。この段では、運送費を店が持つか、査定額から差し引くかで、手取りがまるで変わります。

処分の公開料金では、ピアノ運送だけで約26,000円、有料引取なら30,000円からかかります。5,000円でも値がつけば、処分費が消える計算です。

アドバイス

電話の最初に、運送費を誰が持つかを聞こう

運送費を査定額から引く店もあるので、査定額だけを聞いて決めると、手取りが思ったより少なくなる。最初に「運送費は店の負担ですか、査定額から引きますか」と聞こう。引くと言われたら、引いた後の金額で、ほかの店や処分の料金と比べよう。

売る前の確認は3つです。

  1. 型番と製造番号を控えよう
  2. 運送費を店が持つか、査定額から引くかを先に聞こう
  3. 2社以上に同じ型番と製造番号を伝えて聞こう。署名は、金額に納得してからにしよう。出張買取のクーリング・オフがピアノに当てはまるかは、公的資料で確かめられていません

U3を持っている人はヤマハU3の記事を、処分を考えている人はピアノの処分はいくらかかる?を読んでおこう。

この記事の結論

ヤマハU1はいくらで売れますか

型番の最後の文字で決まります。目安は、1970年代のU1Hが32,000円、1980年代のU1Aが75,000円、1990年代のU10Aが135,000円。同じU1Hでも別の店では7,000円だったので、2社以上に聞こう。

金額は中央値です。売れた金額を安い順に並べて、ちょうど真ん中にあたる金額のことで、平均より実際に多い金額に近くなります。 いつ・何件・どこから集めたかは記事の終わりの※1にあります。

気になったら

ピアノがいくらになるか、無料で査定だけ頼めます

査定だけ頼んで売らなくてもかまいません。多くの店が査定料とキャンセル料を無料と書いています。頼む前に、型番・製造番号・搬出経路の3つを控えておくと、回答の幅が狭まります。

自分のピアノが、幅のどこに来るかを見る

買取店が公開している実績から、ブランドと機種を選ぶだけで下限・中央値・上限と件数が出ます。推計はしません。氏名も電話番号も聞きません。

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よくある質問

U1Hで50,000円以上の実績はありますか

あります。U1Hの幅は15,000円〜60,000円で、目安は32,000円でした。別の店では幅が2,000円〜18,000円、目安が7,000円だったので、幅の上の方を狙うなら2社以上に聞こう。

U1EやU1Gは値がつきますか

つきます。1960年代のU1Eは5,000円〜16,000円(目安8,000円)、1970年代前半のU1Gは10,000円〜25,000円(目安14,000円)で、0円の記録はありませんでした。運送費の扱いで手取りが消える段なので、運送費を店が持つかを先に聞こう。

U10AやU100SXはU1の仲間ですか

この記事では、型番に「1」の付く世代として表に入れています。目安は1990〜93年製のU10Aが135,000円、1996〜97年製のU100SXが約161,000円で、U10Aは1983〜87年製のU1A(75,000円)の1.8倍でした。型番が「U1」で始まっていなくても、この記事の表で見よう。

同じ年代なら、U1とU3のどちらが高いですか

この記録では、U3でした。目安は、1970年代がU1H 32,000円に対してU3H 約86,000円で2.7倍、1980年代がU1A 75,000円に対してU3A 約199,000円で2.6倍です。型番の数字が1か3かで段が1つ違うので、見間違えないようにしよう。

表の金額は、いつごろ買い取られたものですか

第1表の出典の店が47都道府県のページに公開している、買取日が2025年12月〜2026年6月の実績です(編集部が2026年9月9日に記録)。各ページに載るのは最新の8件までで、その店の全取引の一部です。今の金額は、型番と製造番号を伝えて2社以上に聞こう。

注記

※1第1表の数字について

調査日
2026年9月9日
件数
335件(全国(47都道府県ページ。各件に都道府県の記載あり))
方法
買取店が公開している都道府県別の買取実績ページ(47ページ)を閲覧し、掲載されている取引を1件ずつ記録して集計
収集条件
2026年9月9日時点で47都道府県のページに掲載されていた実績を全件(335件)記録した(買取日は2025年12月〜2026年06月)。型番ごとに分け、同じ型番に3件以上の実績があるものだけを行にした(225件が行に入る)。製造年の記載が無い輸入ピアノ4件は行に含めていない。
表の読み方
中央値は同じ区分の実績を金額順に並べた中央の値です。
出典
グランドギャラリー ピアノ買取実績(都道府県別47ページの入口)、同 東京都のページ(例)、同 奈良県のページ(例)
元データ
調査データの詳細とCSV

買取実績の記録と集計は編集部が行いました。出典はピアノ買取業者2社が公式サイトに公開している実績で、型番・製造年・金額のみを記録し、掲載店の文章は転載していません。 最終更新 2026年10月8日 / 数値確認 2026年9月12日 / 編集方針 / 誤りの指摘