AGAの薬 / 制度
AGA治療はいつ効く?期間と、やめたらどうなるか
萬見編集部 /公開 2026年10月14日 /更新 2026年10月14日 /確認 2026年10月14日
いつ効果が分かるか
AGAの治療を始めて1か月。鏡を見ても、まだ何も変わらない気がする。いつまで続ければ効いているか分かるのか。
公的な資料が示している期間を並べました。
| 資料 | 期間の書き方 |
|---|---|
| 日本皮膚科学会の診療ガイドライン(抜け毛を抑える内服) | 少なくとも6か月ほど続けて効果を確かめるべき |
| 添付文書の臨床試験(フィナステリド) | 48週で判定 |
| 添付文書の臨床試験(デュタステリド) | 24週で判定 |
| 市販の外用薬の説明書(ミノキシジル5%) | 効果が分かるまで少なくとも4か月、毎日使う |
「1か月で変わらない」は、まだ判断の時期ではありません。半年を区切りに、医師と効果を確かめよう。
アドバイス
始めた日に、頭の写真を撮っておこう
毎日見ていると、少しずつの変化には気づきにくい。同じ場所・同じ明るさで、1か月ごとに写真を撮って比べよう。
長く続けた人の記録
学会の診療ガイドラインは、日本人の男性801人がフィナステリド1mgを5年間飲み続けた観察研究で、写真の評価で99.4%に効果が見られたという報告を引いています。40歳未満の人や、薄毛が軽い人ほど効果が高かったと書いています。
これは偽薬と比べた試験ではなく、続けた人を追った記録です。それでも、早めに始めて続けた人ほど結果が良いという傾向は、始める時期を考える材料になります。
同じガイドラインは、日本人の男性のAGAは20歳代の後半から30歳代にかけて目立ち、徐々に進んで40歳代以後に完成すると説明しています。発症の頻度は、25年前の統計で全年齢の平均約30%です。気になり始めたら、早めに医師に相談しよう。
やめたら、どうなるか
学会の診療ガイドラインは、内服をやめると効果は消失するとしています。市販の外用薬の説明書も、効果を保つには続けることが必要で、やめると徐々に元に戻ると書いています。 つまり、AGAの治療は、続けている間だけ効果が保たれる治療です。
| 資料 | やめたときの書き方 |
|---|---|
| 学会の診療ガイドライン | 内服を中止すると効果は消失する |
| 市販の外用薬の説明書 | 使用を中止すると徐々に元に戻る |
添付文書には、性機能の副作用が、飲むのをやめたあとも続いたという市販後の報告も書かれています。やめれば副作用がすぐ消えるとは限らないので、気になる症状は早めに伝えよう。
自分の判断で急にやめると、それまでの費用が無駄になることもあります。やめる時期や、薬の量を減らすかどうかは、医師と相談して決めよう。
6か月続けても変わらないとき
市販の外用薬の説明書は、6か月使っても改善が見られなければ使うのをやめ、医師か薬剤師に相談するよう求めています。また、壮年性の脱毛症ではない別の脱毛症の可能性もあると書いています。 説明書には、毛が伸びる程度には個人差があり、誰にでも効果があるわけではないとも書かれています。
変わらないときは、薬を足す前に、診断をもう一度確かめよう。円形脱毛症のように、別の治療が要る脱毛症もあります。
続けるための費用の考え方
半年を区切りに効果を見るなら、少なくとも6か月分の費用がかかります。院の広告の安い額は初回だけの価格が多く、2回目以降は上がることがほとんどです。
始める前に、2回目以降の1か月の額と、半年分・1年分の総額を院に書いてもらおう。続けられない額で始めると、判断の時期の前にやめることになります。院ごとの料金はAGA治療はいくら?にまとめています。
院の返金制度が見ている時期
院の全額返金制度も、効果を判断する時期を決めています。ゴリラクリニックは初回の処方から3か月続けて効果が無いと院が判断した場合、AGAスキンクリニックは6か月後の写真で比べる、と公式サイトに書いています。 院によって3か月と6か月で違うので、返金を考えるなら、その時期まで続けられるかを始める前に確かめよう。
アドバイス
続ける期間を、費用と一緒に決めよう
半年続けると、月々の額の6回分がかかる。続けられる額かどうかを、始める前に計算しておこう。
やめたあとの献血
飲むのをやめても、すぐに献血はできません。やめてから献血できるまでの期間が、薬ごとに決められています。日本赤十字社の決まりでは、フィナステリドはやめてから1か月、デュタステリドは6か月たってからです。献血の問診では、飲んでいた薬とやめた日を伝えよう。
薬ごとの違いはAGAの薬の違いは?に、途中でやめるときの契約の決まりはAGA治療は解約できる?にまとめています。
AGAの治療は、いつ効果が分かりますか
学会の診療ガイドラインは、抜け毛を抑える内服は少なくとも6か月ほど続けて効果を確かめるべきとしています。市販の外用薬の説明書も、効果が分かるまで少なくとも4か月としています。やめると効果は消えていくので、続け方を医師と決めよう。
気になったら
AGAの薬がいくらになるか、無料で査定だけ頼めます
査定だけ頼んで売らなくてもかまいません。多くの店が査定料とキャンセル料を無料と書いています。頼む前に、型番・製造番号・搬出経路の3つを控えておくと、回答の幅が狭まります。
よくある質問
何か月で効果が分かりますか
学会の診療ガイドラインは、抜け毛を抑える内服は少なくとも6か月ほど続けて効果を確かめるべきとしています。市販の外用薬の説明書は、効果が分かるまで少なくとも4か月、毎日使うよう求めています。半年は続ける前提で始めよう。
やめたら、元に戻りますか
学会の診療ガイドラインは、内服をやめると効果は消失するとしています。市販の外用薬の説明書も、使うのをやめると徐々に元に戻ると書いています。やめる時期や減らし方は、医師と相談して決めよう。
6か月続けても変わらなかったら、どうすればいいですか
市販の外用薬の説明書は、6か月使っても改善しなければ使うのをやめ、医師か薬剤師に相談するよう求めています。内服の場合も、ほかの治療に変えるか、別の脱毛症ではないかを医師に診てもらおう。
飲むのをやめたら、すぐに献血できますか
すぐにはできません。日本赤十字社の決まりでは、フィナステリドはやめてから1か月、デュタステリドは6か月たってからです。
注記
根拠にした資料
- 確認日
- 2026年10月14日(この日に各資料の内容を確かめました)
- 根拠
- 法令の条文と官公庁のページだけを根拠にしています。民間サイトの説明は使っていません。
- 資料
- 日本皮膚科学会 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版
PMDA フィナステリド錠(先発品)添付文書 2023年8月改訂 第4版
PMDA デュタステリドカプセル(先発品)添付文書 2025年8月改訂 第2版
PMDA 一般用医薬品 ミノキシジル外用5%(壮年性脱毛症)の添付文書情報
日本赤十字社 献血の採血基準・問診事項
期間の記載は、日本皮膚科学会の診療ガイドライン(2017年版)、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に載っている添付文書と一般用医薬品の説明書の原文から、編集部が2026年10月14日に確かめて引きました。院の返金制度の時期は各院の公式サイトの記載です。効果には個人差があります。この記事に広告は載せていません。 最終更新 2026年10月14日 / 数値確認 2026年10月14日 / 編集方針 / 誤りの指摘