本・CD・ゲームを買い取る5社の返送料・手数料・キャンセルの時点を、記載どおりに並べた

万見編集部 /公開 2026年9月12日 /更新 2026年9月12日

編集部が公開情報を記録した12社のうち、品目に本・CD・ゲームのいずれかを明記している5社について、買取方法・査定料・手数料・キャンセルの時点・返送料・古物商許可を、2026年9月11日に公式サイトで確認した記載どおりに並べました。返送料を無料と明記しているのは2社、査定額の承諾後はキャンセルできない社が2社でした。評価や順位は付けていません。

本やCD、ゲームを買い取ってくれる業者はどこですか

編集部が記録した12社のうち、本・CD・ゲームを明記しているのは5社でした(2026年9月11日確認)。返送料が無料と明記は2社、コースで分かれる社が1社、お客様負担が2社。駿河屋は手数料660〜990円を買取額から差し引きます。

売る前に

本・CD・ゲームの査定を頼む前の確認リスト

第1表本・CD・ゲームを買い取る業者の公開情報(5社)
業者買取方法対応地域査定料キャンセル料返送料古物商許可
買取王子株式会社ティーバイティー宅配記載なし無料無料無料愛知県公安委員会 第542520A52400号
リコマース宅配買取サービス株式会社リコマース宅配記載なし記載なし承諾後は不可無料愛知県公安委員会 第542521601700号
ネットオフ 宅配買取ネットオフ株式会社宅配記載なし無料無料コースによる。本&ゲームは着払いでお客様負担、ブランド&総合は無料愛知県公安委員会 542782100600
駿河屋 通信買取株式会社駿河屋宅配・店頭記載なし記載なし。通信買取手数料660〜990円を買取額から差引き自動承諾で申し込むと到着後は不可お客様負担静岡県公安委員会 第491140002748号
ブックオフ 宅配買取ブックオフコーポレーション株式会社店頭・出張・宅配記載なし無料集荷予定日の前日22時までは無料お客様負担神奈川県公安委員会 第452760001146号

表は横にスクロールできます。並べた順品目に本・CD・ゲームのいずれかを明記している5社。返送料を無料と明記している社を先に、コースで分かれる社、お客様負担の社の順。同じ区分の中は社名の五十音順 / 確認日2026年9月11日 / 調べたこと 各社の公式サイトに公開されている表記を1社ずつ記録しました。査定額や取引の結果は含みません。表記が無い項目は「記載なし」としています。

確認日
2026年9月11日(この日に各資料の内容を確かめました)
根拠
各社が自社サイトに公開している表記だけを根拠にしています。比較サイトの記述は使っていません。
資料
e-Gov 法令検索 古物営業法(12条2項)

返送料を無料と明記しているのは2社。2社はお客様負担で、1社はコースで分かれる

編集部が公式サイトの公開情報を記録した12社のうち、品目に本・CD・ゲームのいずれかを明記しているのは第1表の5社でした。5社とも宅配買取に対応し、ブックオフは店頭と出張、駿河屋は店頭にも対応しています。返送料を「無料」と明記しているのは、買取王子とリコマースの2社です

買取方法も社ごとに違います。ブックオフは店頭・出張・宅配の3つに対応し、記録した5社のうち本・CD・ゲームを出張で買い取ると書いているのはブックオフだけでした。駿河屋は宅配と店頭、買取王子・リコマース・ネットオフは宅配だけです。量が多くて箱に詰めきれないときは、出張か店頭に持ち込める社かどうかで選択肢が変わります。出張には訪問購入の規制がかかり、書面の交付や8日間のクーリング・オフがあります。

ブックオフと駿河屋は返送料がお客様負担、ネットオフはコースによって分かれます。ネットオフの本&ゲームのコースは着払いでお客様負担、ブランド&総合のコースは無料でした。本だけを送るなら、ネットオフは返送料がかかる側のコースになります。本・CD・ゲームは1点あたりの金額が小さいので、値が付かなかったときの返送料が買取額を上回ることもありえます。返送料の細かい違いは宅配買取の返送料は誰が払うかに書いています。

承諾のあとはキャンセルできない社が2社。自動承諾を選ぶと金額を見る機会が消える

キャンセルの時点は社ごとに違いました。リコマースは「承諾後は不可」、駿河屋は「自動承諾で申し込むと到着後は不可」、ブックオフは「集荷予定日の前日22時までは無料」です。買取王子とネットオフは「無料」とだけ書いていて、時点の記載はありませんでした。

承諾を自分で行う設定にしておけば、金額を見てから決められます。駿河屋の「自動承諾」は、申込みのときに選ぶ項目で、選ぶと品物が到着した時点でキャンセルできなくなります。宅配買取は自分から品物を送る取引なので、出張買取(訪問購入)にある8日間のクーリング・オフはかかりません。承諾の前が、金額を判断できる唯一の時点です。承諾のしかたも記録の項目には無く、査定結果が届いてから承諾するのか、申込時に承諾したことになるのかは、社ごとに申込画面で確かめる必要があります。承諾した時点でキャンセルの余地が無くなる社では、そこが最後の判断の機会です。

査定料「無料」は3社。駿河屋は手数料660〜990円を買取額から差し引く

査定料を「無料」と書いているのは、ブックオフ・ネットオフ・買取王子の3社です。この3社の中でも、返送料は買取王子が無料、ネットオフがコースによる、ブックオフがお客様負担と分かれます。査定料だけを見て選ぶと、返送料で差が付きます。リコマースは査定料の記載を確認できませんでした。駿河屋は査定料の項目の代わりに、通信買取の手数料660〜990円を買取額から差し引くと書いています。

正直に言うと、「査定無料」と「手数料を差し引く」は、読者にとっては同じ「いくら手元に残るか」の話です。第1表では公式サイトの表記どおりに分けて書き、合算した金額は出していません。手数料のある社に送るなら、買取額の見込みから手数料と返送料を引いた残りで比べてください。

古物商許可の番号は5社とも表示。愛知県が3社、神奈川県と静岡県が1社ずつ

古物商は、公式サイトに氏名または名称・許可をした公安委員会・許可証の番号を表示する義務があります(古物営業法12条2項)。表示する項目は、氏名または名称・許可をした公安委員会の名称・許可証の番号の3つで、番号は「第」と「号」を除いて12文字です。第1表の5社はすべて番号を表示していました。買取王子・リコマース・ネットオフが愛知県公安委員会、ブックオフが神奈川県公安委員会、駿河屋が静岡県公安委員会です。

並べてみると、本・CD・ゲームの宅配買取は愛知県の許可を持つ社が3社と、地域が偏っていました。理由はこの記録からは分かりません。番号は各公安委員会の一覧と照合できます。手順は買取店の古物商許可の確認方法に書いています。

送る前に、控えておくこと

  • 送る品目が、その社のどのコースに当たるかを見る(ネットオフは本&ゲームとブランド&総合で返送料が違う)
  • 返送料がお客様負担の社に送るなら、値が付かなかった場合の返送料が買取額を上回らないかを考える
  • 自動承諾を選ばない。承諾を自分で行う設定にして、金額を見てから決める
  • 手数料を差し引く社(駿河屋)は、買取額から手数料と返送料を引いた残りで比べる
  • 最低点数と、値が付かない品の扱いは、申込画面か問い合わせで確かめて回答をメモに残す

売る前に

本・CD・ゲームの査定を頼む前の確認リスト

型番・製造番号・搬出経路。この3つを控えてから2社以上に聞くと、回答の幅が狭まります。

確認リストを見る

よくある質問

送った本が1冊も値が付かなかったら、返送料はどうなりますか

買取王子とリコマースは返送料を無料と明記しています。ブックオフと駿河屋はお客様負担、ネットオフは本&ゲームのコースが着払いでお客様負担、ブランド&総合のコースが無料と公式サイトに書いていました(2026年9月11日確認)。値が付かなかった場合の扱いを別に書いている社は、記録した範囲ではありませんでした。

査定額を見てから断れますか

リコマースは「承諾後は不可」、駿河屋は「自動承諾で申し込むと到着後は不可」と書いています。承諾を自分で行う設定にしておけば、金額を見てから決められます。ブックオフは集荷予定日の前日22時までキャンセル無料という記載です。

何冊から送れますか

最低点数は今回の記録の項目に入れていません。各社の申込画面か公式サイトの案内で確かめてください。記録した5社のうち、手数料を買取額から差し引くと書いているのは駿河屋(通信買取手数料660〜990円)だけでした。

掲載している5社と運営会社に取引関係はありますか

ありません。5社とも運営会社の集客支援の取引先ではなく、取引の有無で掲載の可否・順番・評価を変えていません。並べた順は表の下に書いた基準だけで決めています。

万見編集部

各社の公式サイトに公開されている表記を、編集部が2026年9月11日に1社ずつ記録しました。査定額や取引の結果は含みません。表記が無い項目は「記載なし」としています。

万見編集部は、買取店が公開している買取実績を1件ずつ記録し、集計期間・件数・出典を付けて相場を示します。買取店の集客支援を本業とし、店側の値付けの仕組みを知ったうえで、売る側に向けて書いています。

最終更新 2026年9月12日 / 数値確認 2026年9月11日 / 編集方針 / 誤りの指摘