出張買取 / 比較

出張買取はどこに頼む?6社の条件を比較

萬見編集部 /公開 2026年9月12日 /更新 2026年10月9日 /確認 2026年9月11日

第1表出張買取に対応する業者の公開情報(6社)※1
業者買取方法対応地域査定料キャンセル料返送料古物商許可
ザ・ゴールド株式会社マックスガイ店頭・出張・宅配出張は沖縄県と一部離島を除く日本全国無料無料お客様負担東京都公安委員会 第301030608093号
なんぼやバリュエンスジャパン株式会社店頭・出張・宅配出張は全国。遠方や日程により訪問できない場合があると記載無料無料無料東京都公安委員会 第301102004121号
バイセル株式会社BuySell Technologies店頭・出張・宅配離島を除く日本全国無料無料お客様負担(着払い)東京都公安委員会 第301041408603号
トレファク宅配買取株式会社トレジャー・ファクトリー店頭・出張・宅配宅配は北海道・本州・四国・九州。沖縄県と離島は申込不可無料無料1点でも値が付けば無料。1点も付かなければお客様負担東京都公安委員会 第306689505009号
福ちゃん株式会社BuySell Technologies店頭・出張・宅配記載なし無料出張は無料と明記。宅配は記載なしお客様負担(着払い)大阪府公安委員会 第621060140991号
ブックオフ 宅配買取ブックオフコーポレーション株式会社店頭・出張・宅配記載なし無料集荷予定日の前日22時までは無料お客様負担神奈川県公安委員会 第452760001146号

表は横にスクロールできます。2026年9月11日〜2026年10月9日に各社の公式サイトで確認した公開情報です。並べた基準と調べたことは※1

全国と書いているのは3社

店に持って行くには重い、量が多い。家に来て見てもらいたいが、どこなら来てくれるのか、来てもらって断ったらお金がかかるのかが気になる。

どこに頼めば正解か、に1つの答えはありません。売る品目・住んでいる場所・断ったときの費用で、合う社が変わるからです。 6社の条件を順に並べたので、記事の後半に置いた8項目の表で、候補の社を採点して選ぼう。

上の第1表は、出張買取に対応すると公式サイトに書いている6社の公開情報です。出張で頼むときに見る所だけを抜き出すと、次のようになります。

業者出張の対応地域キャンセル料許可番号の表示
ザ・ゴールド沖縄県と一部離島を除く全国無料東京都公安委員会
なんぼや全国。遠方や日程で来られない場合あり無料東京都公安委員会
バイセル離島を除く全国無料東京都公安委員会
トレファク直営は15都府県、提携業者で全国無料東京都公安委員会
ブックオフ記載なし出張は明記なし神奈川県公安委員会
福ちゃん記載なし出張は無料大阪府公安委員会

各社の公式サイトの記載から(2026年9月11日確認。トレファクの出張の地域は9月12日、許可番号は10月9日確認)。

編集部が公式サイトの公開情報を記録した12社のうち、買取方法に出張を含めているのはこの6社でした。対応地域を「全国」と明記しているのは、ザ・ゴールド・なんぼや・バイセルの3社です。3社とも但し書きが付いていて、ザ・ゴールドは「沖縄県と一部離島を除く日本全国」、バイセルは「離島を除く日本全国」、なんぼやは「出張は全国。遠方や日程により訪問できない場合がある」という記載でした。

トレファクは、直営の15都府県の外は提携業者

9月11日の記録では、トレファクの公式サイトに宅配の対応地域(北海道・本州・四国・九州。沖縄県と離島は申込不可)しか見つけられませんでした。翌12日に出張買取のページを確かめると、直営エリアは15都府県で、提携業者で全国に対応すると書いていました。

同じページによると、出張買取の対象は、製造年式10年以内の家電・購入から15年以内の家具が3点以上のときです。家具や家電をまとめて売るなら、自分の住所に直営と提携業者のどちらが来るのかを聞いてみよう。

ブックオフと福ちゃんは、地域の記載が無い

ブックオフと福ちゃんは、地域の記載そのものが確認できませんでした。記載が無いことは、対応していないことを意味しません。問い合わせたときの回答が、そのまま記録になります。

並べてみて気づいたのは、「全国」と書く3社が、いずれも貴金属・ブランド品・時計を主な品目にしていることでした。本・CD・ゲームを主に扱う業者は、12社のうち出張を挙げているのがブックオフだけです。

アドバイス

申し込む前に、住所を伝えて来られるかを聞こう

「全国」の3社にも、離島や遠方の但し書きがある。地域の記載が無い2社は、聞かないと分からない。電話かフォームで住所と品目を伝え、来られるかどうかの答えをメモしておこう。

親の家の遺品をまとめて見てもらうなら、来てもらう家の住所で頼み先が分かれます。地域ごとの選び方は遺品の買取はどこに頼む?にまとめました。

査定料は6社とも無料。キャンセル料は5社が無料と書いている

第1表の6社は、査定料をすべて「無料」と公式サイトに書いています。キャンセル料は、バイセル・なんぼや・ザ・ゴールド・トレファクが「無料」、福ちゃんが「出張は無料」と明記していました。トレファクは出張買取のページにも、出張費・査定料・搬出・キャンセル料は無料と書いています(9月12日確認)。

ブックオフは宅配の集荷予定日の前日22時までは無料という記載で、出張のキャンセルについての明記は確認できませんでした。ブックオフに出張を頼むなら、断ったときに費用がかかるかを先に聞こう。

返送料は、出張で断られた品を宅配に回すとき

返送料は宅配買取の項目なので、出張には直接関係しません。ただし6社とも宅配にも対応していて、出張で断られた品を宅配に回す場合には効いてきます。

なんぼやだけが返送料を無料と書き、ブックオフ・バイセル・福ちゃん・ザ・ゴールドはお客様負担、トレファクは「1点でも値が付けば無料、1点も付かなければお客様負担」でした。宅配の返送料の細かい違いは宅配買取の返送料は誰が払う?に書いています。

出張費は、電話で確かめる

正直に言うと、出張費(訪問そのものの費用)は、この記録の項目に入れていません。記載を確かめたのは、上に書いたトレファクの「無料」だけです。ほかの社の出張費は、電話で聞こう。

アドバイス

査定料・出張費・キャンセル料の3つを、同じ言葉で聞こう

無料と書いてあっても、出張のときも同じかは社ごとに書き方が違う。電話で3つを同じ言葉で聞き、答えた人の名前と一緒にメモしておこう。当日に話が違ったとき、そのメモが手元の記録になる。

訪問購入の決まり。家具・大型の家電・本は外れる

出張買取は特定商取引法の「訪問購入」ですが、家具・持ち運びにくい家電・本・CD/DVD/ゲームソフトなどは規制の外です(施行令34条)。それ以外の品なら、どの社を呼んでも次の決まりは同じです。

勧誘の前に、名乗らなければならない

勧誘の前に、業者の名称・買取の勧誘が目的であること・勧誘する物品の種類を告げなければなりません(58条の5)。玄関で名乗らない相手なら、家に入れずに断ろう。

「査定だけ」の相手には、勧誘できない

自宅で「査定だけ」を頼んだ相手には、買取の勧誘をすることも、勧誘を受ける意思があるかを確認することもできません(58条の6第1項)。

契約しても、8日間は品物を渡さなくてよい

契約したあとも、法定の書面を受け取った日から8日間はクーリング・オフができ(58条の14)、その間は品物を渡さなくてよいと決まっています(58条の15)。家具や持ち運びにくい家電は8日間を当てにせず、査定額に納得してから運び出してもらおう。外れる品は出張買取はクーリング・オフできる?8日間の決まりに並べています。

アドバイス

電話では「査定だけ」と伝えよう

売るかどうかは、金額を見てから決めればいい。契約したら書面を受け取り、受け取った日をメモしておこう。

古物商許可の番号は6社とも表示している

古物商は、事業の規模が著しく小さい場合などを除き、公式サイトに氏名または名称・許可をした公安委員会・許可証の番号を表示する義務があります(古物営業法12条2項)。第1表では、ザ・ゴールド・なんぼや・バイセル・トレファクが東京都公安委員会、福ちゃんが大阪府公安委員会、ブックオフが神奈川県公安委員会の番号を表示していました。

トレファクの番号は、買取のページではなく、フッターから開く「古物営業法に基づく表示」にありました(10月9日確認)。番号が見当たらない社は、フッターや会社概要まで開いてみよう。

番号を控えたら、各公安委員会の一覧と照合できます。手順は買取店の古物商許可はどう確かめる?に書いています。出張で来た担当者に、許可証の提示を求めることもできるので、玄関で見せてもらおう。

頼む先を採点する8項目

候補の社を、次の表で採点しよう。公式サイトの記載と、電話をかければ分かることだけにしました。

項目配点確かめ方
査定料2点出張でも無料と、サイトか電話で分かる
キャンセル料2点出張で断っても無料と書いてある
古物商許可2点公安委員会の名前と許可番号がある
契約の書面2点契約したら書面を渡すと答える
出張費1点訪問の費用が無料と答える
対応地域1点自分の住所に来られると答える
名乗り1点玄関で社名・目的・品目を先に言う
支払いの方法1点代金をいつ・どう払うか先に言える

12点満点です。10点以上なら、頼んで大丈夫だと思います。許可番号を聞いても答えられない社は、合計が高くても候補から外そう。 配点は編集部が決めたもので、業者の支払いで変わりません。

出張を頼む前に、控えておくこと

  • 品目と型番・製造番号を控え、電話で伝える。上の表の「出張の対応地域」の但し書きに自分の住所が入っていないか見る
  • 査定料・出張費・キャンセル料の3つを、電話で同じ言葉で聞く。回答をメモに残す
  • 業者の名称と許可番号を控え、公安委員会の一覧と照らす
  • 当日は「査定だけ」と先に伝える。契約したら書面を受け取り、受け取った日を控える
  • 8日間は品物を渡さなくてよい(家具・大型の家電・本などは除く)と知ったうえで、2社以上に同じ条件で聞く
この記事の結論

出張買取に来てくれる業者はどこですか

記録した12社のうち、出張で来ると書いているのは6社です。査定料はどこも無料、キャンセル料も5社が無料と書いています。来られる地域は社ごとに違うので、申し込む前に住所を伝えて聞こう。

気になったら

出張買取がいくらになるか、無料で査定だけ頼めます

査定だけ頼んで売らなくてもかまいません。多くの店が査定料とキャンセル料を無料と書いています。頼む前に、型番・製造番号・搬出経路の3つを控えておくと、回答の幅が狭まります。

よくある質問

対応地域が「全国」でも、来てもらえないことはありますか

3社とも但し書きがあります。なんぼやは「遠方や日程により訪問できない場合がある」、バイセルは「離島を除く」、ザ・ゴールドは「沖縄県と一部離島を除く」と公式サイトに書いていました(2026年9月11日確認)。申し込むときに住所を伝えて、来られるかを聞いてみよう。

出張買取を頼んでから断ると、キャンセル料はかかりますか

バイセル・福ちゃん・なんぼや・ザ・ゴールド・トレファクの5社は、キャンセル料が無料と公式サイトに明記しています。ブックオフは宅配の集荷予定日の前日22時までは無料という記載で、出張についての明記は確認できなかったので、頼む前に聞いておこう。契約したあとも、家具・持ち運びにくい家電・本などを除けば、書面を受け取った日から8日間はクーリング・オフができます(特定商取引法58条の14、施行令34条)。

査定だけ頼んで、売らずに帰ってもらえますか

貴金属やブランド品などを自宅で「査定だけ」頼んだ相手に、業者は買取の勧誘をすることができず(特定商取引法58条の6第1項)、契約したあとでも8日間は品物を渡さなくてよいと決まっています(58条の15)。家具・持ち運びにくい家電・本などは、この2つの決まりの外です(施行令34条)。電話で頼むときに「査定だけ」と先に伝えておこう。

バイセルと福ちゃんは同じ会社ですか

運営会社はどちらも株式会社BuySell Technologiesですが、表示している古物商許可は別で、バイセルは東京都公安委員会、福ちゃんは大阪府公安委員会の番号でした。出張の対応地域も、バイセルは「離島を除く日本全国」、福ちゃんは記載なしと、書き方が違います(2026年9月11日確認)。頼む方の公式サイトで、条件をそれぞれ確かめよう。

掲載している6社と運営会社に取引関係はありますか

ありません。6社とも運営会社の集客支援の取引先ではなく、取引の有無で掲載の可否・順番・評価を変えていません。並べた順は表の下に書いた基準だけで決めています。

注記

※1第1表の業者について

並べた順
出張の対応地域を「全国」と明記している3社を先に、直営の出張エリアを挙げている社(トレファク)、出張の地域の記載が無い2社の順。同じ区分の中は社名の五十音順
確認日
2026年9月11日〜2026年10月9日(この日に各社の公式サイトを見ました)
調べたこと
各社の公式サイトに公開されている表記を6社ずつ記録しました。査定額や取引の結果は含みません。表記が無い項目は「記載なし」としています。

根拠にした資料

確認日
2026年9月11日(この日に各資料の内容を確かめました)
根拠
各社が自社サイトに公開している表記だけを根拠にしています。比較サイトの記述は使っていません。
資料
e-Gov 法令検索 特定商取引に関する法律(58条の4・58条の5・58条の6・58条の14・58条の15)
e-Gov法令検索(デジタル庁) 特定商取引に関する法律施行令(昭和51年政令第295号) 令和8年6月1日施行版(第34条)
消費者庁 特定商取引法ガイド「訪問購入」

各社の公式サイトに公開されている表記を、編集部が2026年9月11日に1社ずつ記録しました(トレファクの出張買取の条件は9月12日に追記)。査定額や取引の結果は含みません。表記が無い項目は「記載なし」としています。 最終更新 2026年10月9日 / 数値確認 2026年9月11日 / 編集方針 / 誤りの指摘